KDDIオーシャンリンク (KOL)


海フェスタ横浜 船舶一般公開
国際ケーブル・シップ株式会社 海底ケーブル船 KDDIオーシャンリンク(1992年就航)の一般公開。

2009年7月22日
ケーブルエンジン室のバウ ケーブル エンジン
『直径3.6mの電動油圧ドラム式エンジンで、張力のかかったケーブルの繰り出しや、巻き揚げを行います。』(船内の解説より)
ケーブルコントロールルーム
『敷設直前の海底面の起伏・傾斜を測定記録すると共にケーブルに加わる張力やモニターTVにより各部の作業を常時監視し、ケーブルが安全且つ最適な状態で敷設されるようケーブルの繰り出し・巻上げ速度の増減指示等を行うなどケーブル工事全般に関する指揮を行う総合指令所です。』(KDDIオーシャンリンク パンフレットより)
自動船位保持装置
『風速・波浪・潮流の方向と強さをコンピューターで瞬時に計算し、予め決められた方向に船首を向けながら既定のコースを進めたり、船の位置を長時間一定点に留めることが出来ます。万一に備え同じ設備を2式有しており信頼性を高めています』(KDDIオーシャンリンク パンフレットより)
ケーブルタンク ケーブルタンク
『ケーブル積載用タンクは3基あり、深海用ケーブルでは4,500km相当分の搭載が可能です。』(KDDIオーシャンリンク パンフレットより)
リニアケーブルエンジン
『上下21対のタイヤの圧着摩擦力によりケーブルや中継器を保持し、タイヤ駆動により巻き上げや繰り出しを行うタイプのケーブルエンジンで、高速敷設に向いているため主にケーブル建設工事に使用されます。』(KDDIオーシャンリンク パンフレットより)
商船三井グループの潟Gム・オー・ケーブルシップが船舶管理業務を業務受託しているようです。
衛星通信用アンテナ
『本船にはインマルサット通信アンテナと高速データ通信用のアンテナを装備しています。』(KDDIオーシャンリンク パンフレットより)
バウ シーブ
『ケーブル・中継器の巻上げや繰り出しを円滑に行うため、船首に備えられた直径3.2mの大滑車です。中継器や分岐装置の取り扱いも容易に出来るよう左舷の主シーブは横幅が1.3mあり、左右独立して回転できる分割式となっています。』(KDDIオーシャンリンク パンフレットより)

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